ジャニーズJrの退所:タカラジェンヌみたいに華やかなお別れにできないものかなぁ

 

前の記事と分離して、別の記事として投稿します。

 

 

元ヅカオタとして一番おかしいと感じるのは、Jrの退所の仕方。

 

 

 

公式に発表がないって、おかしくないですか!?

それが当たり前だから、と受け止めて、前向きに涙を流すJrファンのブログをたくさん見てきましたがが、どうも納得がいかない。

 

そもそもなぜこのブログを書いているかって、今のJrのユニット乱立状態がいつまで続くか考えた時にすごく複雑な気分になったから。Mr.King, Prince, SixTONES, Snowman, Travis Japan, Love-Tune, Hi Hi Jet, 東京B少年。残念ながら今ある8ユニット全てがデビューできるとは、到底思えません。その上無所属メンバーも。

 

しかも昔に比べデビュー年齢が上がってきて、「まだいける、まだ希望はある」と信じて大学に行かずJrに全てを捧げ、成人してなおデビューを目指す子も多いです。一部はジャニーズJrとして舞台の活動を続けられるだろうけど、厳しいJrの世界。何があるかなんて誰にもわからない。

 

彼らの中で、後一人でもこれから「フェードアウト」する人がいたら

そう考えると胸が締め付けられます。

 

Jrをただの先輩のバックと呼ぶにはあまりにも露出が多い。

ファンの数も相当数ある。

ドラマも出ている者もいる。

横アリを、たまアリを揺らした。

その一人一人を応援するのに、ファンがどれだけのお金と想いをかけたのか。

 

逆にシビアに言えば、Jrもエンタメの世界の商品です。ファンのお金は、そのJrの幸せな未来への投資。そのJr自身の人生選択は彼に委ねられるけど、せめてその進退をしっかりと消費者に告知する義務が、事務所にはあるんじゃないでしょうか。

 

もし自担の露出が突然減り、何の知らせもなしに雑誌から姿を消し、ジャニショから写真が消えとなったらどうすればいいのかわからない。実際にそれに直面した方のブログを読むと、そんな宙ぶらりんの状態に心が傷みます。「あの時が最後だと知っていれば」っていう痛切な叫びなんて、ヅカオタからしたらえぐいとしか言いようがないです。何のためのファンクラブなんだ。情報局とはなんぞ。

 

宝塚の世界では、生徒(=団員)の退団はとても大事なセレモニー。

基本は、公式ウェブサイトで最後の公演の数ヶ月前に退団発表があります。

ファンクラブがある生徒は会員へ、その他の生徒も個人的なファンや関係者への感謝の手紙が郵送され、

退団する最終日の公演では、一部の例外を除き*1どれだけ今まで目立たなかった若手でも、マイクを付けて舞台上でお客様に最後の挨拶ができます。

最後は緑の袴を着て、同期と組の上級生から花をもらい、楽屋から出る際もファンの拍手で見送られます。

 

宝塚の退団セレモニーは、長年培われた儀式だけど、似たようなことはAKBでも実行されてますよね。なのになぜJrには許されないんでしょうか。

 

 

かつて黄金時代に嵐と並んで超人気だった小原くんは、Jrコンサートの最終日に対処することが公式で発表され、ファンに別れの場が用意されていたそうです。

 

退所を事前に公表し、しかるべき有終の美を飾れる場を用意することは、応援していたファンのためにも、事務所のためにも、辞めるJr自身のためにもなります。

 

ファンも、今まで応援した一人とけじめをつけて、「今まで幸せをくれてありがとう」と感謝を伝えられる。その上で、さあ次の後輩を応援しようか、彼のその後を密かに見守ろうか、と次に進むことができる

 

事務所も、Jrが辞めるたびに大勢のファンのトラウマを生むこともなく。安定したファンのサポートが得られる。その上、今のご時世で事務所が『変わろう』という意思・動きを見せることは、何よりも地道で着実な信頼回復の機会となります。

 

当事者にしてみれば、ファンへの感謝を伝える場が与えられるし、今までのキラキラな浮世の世界から次の人生に進むための美しいけじめをつける場なんです

 

 

今までもそうだった、と無理に納得するのは理不尽すぎませんか。

 

 

ユニット所属、無所属関係なく、退所の事前の公表を。

(基準としては、少なくともジャニーズウェブ・雑誌などで顔と名前が公表されている人は全員。)

 

該当担へJrからメッセージカードの郵送

(直筆をコピーしたものが望ましいかな)

あるいはJr情報局で動画メッセージを。

(こーいうときに情報局を使うんだ!!!)

 

人気Jrなら何かしらの卒業現場を。

 

これがあったらいいのにな。 

 

 

え、人手が足りないって!?

バイトくらいなら私、働きましょうか(笑)

 

 

*1:怪我などでやむをえない場合や、契約更新時にこじれた生徒がたま〜に「本日付で退団しました」と発表される場合も